2月1日16:30
無事にロシアへ到着し入国しました。
家を出発してから24時間後の到着です。
今回はJALで羽田ーモスクワ(ドモジェドボ空港)の便を早々に予約していたものの
出発1週間前にボーイング787の問題の影響で、便が飛ばせられない!
という、事態が起こってしまい
急遽、羽田ーパリ、トランジットでパリーモスクワという長距離移動となりました。
正直、すぐにベッドに直行したいほどのつかれでした。
シャルル・ド・ゴール空港で約2時間の待ち。
モスクワ行きの小さめのエアバス。
モスクワに到着してゲートを出たところに日本人の男性がひとり。
わたしたちを待っていた様子ですぐに声を掛けてきました。
JALの方がお詫びに来て下さっていたのです。
「今回はわれわれの都合でパリで乗り継ぎとなってしまい、申し訳ございませんでした。
不都合はございませんでしたか?」とのこと。
なんとすばらしい日本の企業文化。
JALさま。
と、ここまではそんな話で終わるのですが
ここからがすごいところ。
そのJALの方が、尋ねてきました。
「ホテルはどちらですか?」と。
バックパッカーのような小さな宿をとっていたわたしたち。
行き方も調べはしていたものの、
スーツケース2つにサーフボード2枚という大きな荷物があるので
タクシーに乗れるのか?メトロに乗れるのか?
全くわかならいまま途方にくれていました。
彼は「一緒にご案内しますよ」とわたしたちの荷物をひとつ
持ちながら言ってくださいました。
心強いお言葉・・♡
と思いながらも、そんなことまでしていただくなんていけない
と思い、丁寧にお断りしましたが、
「もう仕事の時間は終わりましたので、これは個人的に」といって
足早にエアロエクスプレスのりばへ誘導してくださいました。
ベラルスキー駅まで約35分。
快適なエアロエクスプレスで到着し、
問題はここから2キロほど離れた
ホテルまでの行き方。
タクシーは荷物が多すぎて乗れず、歩く以外に方法はありません。
地図は持っていたので「ここから歩きます。ありがとうございました!」
とお別れの挨拶、、のはずが
「家も同じ方向なので一緒に行きましょう」と
彼はスーツケースを持ちながら笑顔で歩き出しました。
「いえいえいえ、ほんとうにこちらで結構です。
荷物も重いですしなんとか2人で行けると思いますので」
と遠慮するも、彼は「大丈夫です」と言って道を案内してくれました。
雪がハラハラ舞い散る寒い中、ぐしゃぐしゃな道を
23キロのスーツケースと一緒に歩いてくれたJALの彼。
大荷物を持っての2キロは想像以上の距離でした。
彼がいなかったら、わたしは間違いなくギブアップしていました。
さらにわかりづらいところにあるホテル・・w
ぐるぐる探すのまで一緒にしてくれて、本当に感謝しきれないほどの感謝です。
ありがとうございました。
こんなに素晴らしい人に支えられているJALはすばらしいですね。
さっそく、人の優しさに胸をうたれた、旅のはじまり。
夜のモスクワの街。
最初に入ったデリ。
アパートメント。
翌朝8:30ころの空。
まだ暗いの。
旅はたくさんの人々に支えられて成っているということ
改めて気づきました。
感謝
♡
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